2022年12月3日に片品村文化センターにて、群馬支部研修(尾瀬ガイド協会群馬支部主催、片品村後援)が行われました。

この研修は、一般の方にも広く尾瀬の魅力を知っていただこうということで、一般の方にも無料開放されました。 参加者数は、群馬支部45名、福島支部1名、新潟支部3名、一般の方24名、計73名(内、ガイド協会会員49名)でした。

第一部 「松浦和男の見てきた尾瀬」

講師 元片品山岳ガイド協会 松浦和男氏
70年近く尾瀬の中で仕事をしてきた経験に加えて、四季折々の写真、通常なかなか入ることの無い冬の様子もご紹介いただきました。

松浦氏の著書「尾瀬の語り部}が12月10日発売になります。
群馬県内の書店、上毛新聞社、Amazonにて販売予定ということです。

第二部 「尾瀬の温故知新 第4次尾瀬総合学術調査で解ったこと-」

講師 国立環境研究所 野原精一氏
第4次調査尾瀬総合学術調査の中から、

・湿性生態系の変遷
・シカの行動モニタリング
・池塘の洪水後の白濁現象
・池塘における大型水生植物の分布と長期変化
・竜宮の地下水路

などをご紹介いただきました。